れおのThat's onぶろぐ。

れおのThat's onぶろぐ。

That's onは雑音と読みます。

夏に見るにはうってつけ。交響詩篇エウレカセブンを見ていました。という話。

みなさんこんばんは。こんにちは。おはようございます。

れおと申します。

 

お盆休みもいよいよおしまいですね。

猛暑に台風に振り回されて大変な夏休みでした。

 

さてさて。今回はこのお盆休み、家にいた間とあるアニメに費やしたお話です。

以前の記事の少年ハリウッドラブライブ!サンシャイン!!のように

オススメする記事ではありません。ただ、書きたかっただけ。

 

「人間に"なりたくなった」少女と「人間を"辞める事を選んだ"」少年、そして

周りを取り巻く大人たちの楽しくて熱い、そして切ないアニメ作品のお話です。

 

ã交é¿è©©ç¯ã¨ã¦ã¬ã«ã»ãã³ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

交響詩篇エウレカセブン

 

もう全人類が見てるんじゃないか?と思うくらいの名作アニメですね。

自分は結構前に一度見ているわけですが、詳しく中身は覚えてなかったので

夏休みだし一気に見るか~ということで見てみました。

 

そんなわけでダラダラと視聴感想文を書き連ねていきましょう。

エウレカセブンAOの話もちょっとやりますよ~。

 

★"バカほどかっこいい"を体現した二人の「クソガキ」

主人公のレントンゲッコーステイトのリーダーホランド

この2人の葛藤が描かれるシーンがたくさんあるわけですが、一貫して言えることは

二人ともクソガキでバカなんですよね。すぐ意地になるし、素直に言葉にできない。

ホランドレントンに、レントンエウレカホランドによく八つ当たりしてしまいます。

要はゴールに到達するまで死ぬほど回りくどいしめんどくさいんですよ。

これが受け付けられない人は本当に無理だと思うんですが、そのバカがやってること、

成し遂げた事が死ぬほどかっこいいわけです。

好きな人を守りたい、好きな空を守りたいその強い意志がいっぱい感じられる、

言い換えれば人間臭さ、男の子っぽさがそこら中に散りばめられているわけです。

…自分、人間臭い作品好きすぎるな?

 

★"知らない"んじゃない"わからない"から辛くなる。

次はエウレカのお話。メインヒロインですね。

彼女は人間ではありません。作品内で敵対している生命体の人型の存在。

前述の人間らしさや感情を理解できていないからこそレントンにも強く当たってしまいます。

お互い傷つくシーンもたくさんあります。その傷が強い絆へと昇華していくわけです。

実際にレントンと喧嘩をするシーンでエウレカ「わからない」という言葉を多く使います。

無知ではなく無垢なのがよくわかるかなと。

この考えになったのは話の大切なところで出てくる"真っ白な本"なんですよね。

なにもわからないからこそなにも書かれていない本が度々登場する。そしてそこに書かれていくことで

感情や知識が増えていく、そんな気がしました。

 

★表現の違い。でも中身は同じの二人。

これ、エウレカアネモネの話なんです。

なにが言いたいのかというと前述の無垢に対する表現が違うんですよね。

エウレカは無垢が不安に、対してアネモネは無垢が感情になります。

これがめちゃくちゃ女の子っぽい。わからないからこそ不安になるし、

わからないからこそイライラする。形は違うけど、対になる存在があれば強くなる。

実際にエウレカは強くなりました。アネモネは強くなっていくはず。

そこらへんもうちょっと見たかったなとも思います。

 

★1つのアニメで複数の楽しみ方ができる。

これは登場するキャラクターが多いならではだと思います。

素直に物語を見ていくだけでも1000億点くらいおもしろいので大正解なんですが、

レントンの物語

エウレカの物語

ホランドたちの物語

少なくとも自分はこの3つの目線で見ることもできるアニメだと思っています。

全部で50話があるアニメなので何周もすると時間がかなり奪われてしまいますが、

一度試して見る価値はあると思います。

全員に全員の物語があって、その物語のゴールは微妙に違うんですよね。

でも、結末の方向は同じ。

リトルバスターズ!のTrueEndからのRefRainみたいな感じで楽しめればいいと思います。

ちなみにホランドたちの物語という視点で見てから劇場版交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい

見ると死ぬほど楽しく見れます。これはガチ。

 

★DNAはしっかり受け継いだ「沖縄の海と空」

次はエウレカセブンAOのお話。一応続編という形らしいんですが、自分は初見でした。

めっちゃ簡単に言うと劇場版マクロスFが好きな人は全然好きになれると思います。

ただ、交響詩篇エウレカセブンの続編ってテンションで見るとちょっとしんどい人もいるかもね。

こればっかりは仕方ないと思います。思い出爆弾や補正がかかってしまい、いわば

"幻影を追いかけてしまう"から。これは悪ではなく、好きな作品がある方なら絶対に起こり得るお話ですしね。

 

AOは続編というより"系譜"という感じのほうが近い印象を持ちました。

主人公の"自分を捨ててでも守る"という精神は変わんないのが大きかったかな。

セブンスウェルで世界線を跨いだり色々とそんな設定あったっけ?みたいな話が出てきますが…。

主人公はエウレカを守るというところに一点集中していたので、周りのキャラクターとの関わりは

少し薄め。全24話だとちょっと足りないんじゃないかな…とも思いました。

とはいえ、エウレカっぽさは残したままやりたいことや設定はしっかり活かす良いアニメだと思います。

最初は????ってなることも話が進むにつれて一気にスッキリ答え合わせできてきます。

交響詩篇エウレカセブン放送当初に比べて映像技術も上がった中での放送なのでクオリティも

格段によくなってるし、めちゃくちゃキレイな映像で楽しめます。

個人的には結構好きなアニメでしたね。

 

★語られなかった"英雄譚"の真相が明らかになる新たな交響詩篇エウレカセブン

2017年より劇場上映が始まった交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション

1作品目ではアニメ本編で語られなかった"サマー・オブ・ラブ"の真相が語られています。

この記事を書く数時間前に見たんですけど、いやマジか。ってなりましたね。

その後はちょっと構成が変わったアニメの総集編なんですけど、これは前述の

レントンの物語って感じがします。そして色々な解説も詳しく入るのでわかんないな~って

なってたところもちょっとわかってきたり。

 

ANEMONEはまだ見れてませんがあらすじを見る限り結構重そうな気もしています…。

 

★まとめ

はい。読書感想文もここでおしまい。

海、そして青空をサーフィンのように飛び回るシーンはやっぱり爽快感があって

見てるだけで気持ちよくなってくる気がします。

 

最初に見たときはレントンのクソガキ具合にイライラしてたり、アネモネのほうが好きだったけど

こうやって歳を重ねてから見ると視点も色々と変わっていくもんですね。

 

そんなこんなで今日はおしまい。

感想やご意見がもしあればコメントかリプライにでもくださいな。

 

それでは~~~。