れおのThat's onぶろぐ。

れおのThat's onぶろぐ。

That's onは雑音と読みます。

なぜ765プロは求人を出さないのか。という話。

みなさんこんにちは。こんばんは。おはようございます。

れおと申します。

 

なんか昨日雑に書いた記事がそこそこ広がっててびっくりしてます。

結構楽しいのでみんなもやってみてください。

leoleoff.hatenablog.com

 

今回はその中で触れたこちらの話題。

多分ですけど、割とアイドルがチケットのもぎりをしていたり物販手伝ってたりしてそうなんですよね。

舞台とかよく行く人はイメージしやすいと思います。そのへんでウロウロしてるときが多そう。

今すぐ求人広告を打って人を募集しましょう。

 

 これ。普通にライブとか色々行く方はわかると思いますが、だいたいはスタッフTシャツを着た

スタッフさんが対応していたり、イベントスタッフの会社の人が対応してたりしますよね。

ゲッサン版ミリオンライブ!でもそうなんですが、なぜかアイドルがガンガン仕事してます。

なんで?

今回はそんな疑問を変な視点から見ていく記事です。

 

★新人の声優やアイドルが修行?目的でやることもある。

まず考えられるのはこれです。声優さんで言うと有名なエピソードは田所あずささんですね。

新人時代、緒方恵美さんの物販などをお手伝いしていたというエピソードがあります。

実際、田所あずささんと緒方恵美さんは師弟関係のような関係。

ここは完全にオタクの推測ですが、現場の雰囲気や裏方さんのやってることを知ってもらうという

目的があるんじゃないかな?って推測してます。まぁ結構有り得そうじゃない?

 

★とはいえ明らかに人が足りない気がする。

765プロに行けば音無小鳥さんがいて劇場には青羽美咲ちゃんがいます。

え、2人?

いやこれずっと前から思ってたんですよ。特に765AS(差別化のため一旦AS表記します)なんて

クッソ忙しいわけじゃないですか。事務員とP1人で捌ける?劇場も定期公演やって色んな会場で

色々仕事やってるわけでしょ?え、休日は?家帰ってんの?って頭をよぎります。

 

★求人募集、見たことある?

ゲームやアニメ、コミックでもあまり記憶にありません。記述があれば教えてください。

事務員2人とP、あと社長。だいたいこのメンツしかいないんですよね。

アイドルを52人も抱えてる事務所が4人体制ってどうなってんだ…という話です。

さぁここから変な視点で見ていきましょう。

 

★家賃が高すぎてお金がない。

結構ありえると思います。

765プロの事務所は荻窪、シアターは新木場で仮定して話をすすめましょう。

会社経営をしたことがないのでほぼ100%推測です。変な数字になってても許して下さい。

まずは事務所を構える荻窪。頑張ってそれっぽいの探しました。

https://www.athome.co.jp/jr_04/dtl_6967533640/?DOWN=2&BKLISTID=002LPC&SEARCHDIV=1&sref=list_simple

家賃は月約22万円くらい。まぁ個人的には「あ、こんなもんなんだ」って印象です。

次にシアターを構える新木場を見てみましょう。

無理!

自前のシアターですよ。建設費とか土地代とか一体いくらかかってんだ…。

というわけで視点を変えます。

 

★新木場の坪単価とかそのへん。

新木場の坪単価は2018年で約28万円。たっけぇ…

ミリオンライブ!のシアターは新木場にあるSTUDIO COASTがモデルなのでそのサイズを見てみます。

延床面積 3469.16m²

でかいですね。それはそう。

ざっくり3470㎡として単純計算してみます。

3470×25万円=¥867,500,000

8億6千万円!?!?!?

このへんの計算式は全然わかんないので多分もっと安くなると信じたいですね。

土地に詳しい人、教えてください。

これに加えて建設費用とかもかかるので目がくらむような金額になりそう。

 

★黒井に詐欺事件にあってるのも尾を引いている

アニマス最終話で765プロがクソでかいビルに移転しようとしたシーンがあります。

しかし黒井の策略。しっかりハメられます。普通に詐欺罪が適用されてもおかしくないのでは?

あんなクソでかいキレイなビルに移転するにはそれなりのお金が必要。

こりゃお金なくなるわ…ってのも納得がいきますね。

 

★青羽美咲は新卒なのか?中途採用なのか?

さて、いよいよ求人のお話。

ミリシタと同時に765プロに入社してきた青羽美咲ちゃん。

種子島の生まれみたいなことも言ってましたね。

これ、新卒採用なのか中途採用なのかでだいぶ変わってくるんですよ。

ちょうどこの前リクルート求人系の営業やってる友人とこの話をしてて色々理解ができました。

正社員だろうがアルバイトだろうが派遣だろうが採用には「採用単価」ってのがあります。

レストランの客単価と同じで「1人採用するのにいくらかかるのか」ってやつです。

一般的な中小企業だと新卒1人採用するのに100万円近くかかるケースもザラにあるそう。

ひえ~ってなりますね…。中途採用のほうが安く済むらしいですが、10万円とかでは無理らしいです。

まぁ散々ニュースでも人材難って言われてますもんね。

 

★東京の求人倍率は頭がおかしい。

日本の首都、TOKYO。人が集まる分仕事もわんさかあります。

そんな東京の有効求人倍率は1.81。100人仕事を探してる人がいたら180個仕事がある感じですね。

でもこれは単純な倍率であって、仕事を探す人はみんな希望の条件がありますよね。

だから実質的な数値はもっと跳ね上がるそうです。

さぁそんな中で765プロは求人を出しても成功するのか?という話です。

 

★求人を出すにはいったいいくらくらいかかるのかな?

求人は無料で見れるけど無料で掲載できるやつは少ないそうです。まぁそれはそうか。

というわけで適当に調べてみました。

www.jinzai-info.net

中途採用に特化した求人サイトらしいはたらいく

東京都内で掲載するには最安でも2週間の掲載で15万円かかるそうです。

確実に成果が見込めるわけじゃないからギャンブル要素が高くて怖いね。

www.p-partners.co.jp

新卒とかでよく見るマイナビは最低でも4週間で50万円もかかるらしい…。

120万円のプランもあってどんだけお金がかかるんだ…って話ですよ。

 

★ライブスタッフはアルバイトでいいのでは?

それはそう。そのとおりです。じゃあアルバイトの掲載はいくらくらいかかるのかな?

www.jinzai-info.net

CMもよく見るタウンワーク。1週間でだいたい2万円~27万円らしい。

サイズによって変わるらしいですね。と、なると一番小さいサイズよりそこそこのほうがいいか。

というわけで75000円と過程しましょう。

毎日のように何かしらのライブや準備が行われているのでまぁ100人くらいって計算します。

1回の求人で100人集めるのはできるの?と営業マンに聞いてみました。

「できなくはないけど、時給3000円とかになるけどいい?」

いやいやいや…治験かよ。

100人集めるなら50~100万円はかかってしまうらしい。東京は本当に大変らしいです。

 

★じゃあ派遣でいいのでは?

派遣に頼むと確かに安心感はありそう。すぐ用意してくれそう。ってイメージはぼくもあります。

ただ現状としては数百名レギュラー勤務で集めるなら自社雇用したほうが結果として安いらしいです。

なんでかっていうと、時給高めじゃないですか派遣って。あれって一旦派遣先が派遣会社にお金を払うんですが

だいたい200~300円くらいは抜かれてるらしいんですよ。だから例えば時給1200円で募集出てたら

実際に払ってるのは1500円くらいってわけです。200円と計算しても×勤務時間×人数…。

確かに漠然としてるけどもったいない気がするよね。

 

★アイドルを輝かせるには必要な投資

お金かかるし、求人を掲載して人が来る保証もない。溝にお金捨てるようなもんだと思いますよ。

でも、いつまでも音無青葉の2人体制でアイドルが物販やってるままだとその程度で終わってしまいます。

(シアターの維持費もあるんだよ)

やっぱり求人広告を打って人を募集し続ける必要がありますね。

 

★まとめ

はい、お金はかかります。でもお金をかけないと先が怪しくなります。

765プロ、10年以上やってんだからそろそろなんとかしましょう。

ミリオンライブ!の世界の「ドルオタ」は一体どんな感じなのか?という話。

みなさんこんにちは。おはようございます。こんばんは。

れおと申します。

 

最近何かと騒がしいアイマス界隈。

今回はそんなややこしい話とは全く関係のない、特にミリオンライブ!に絞ったお話。

 

「ミリオンライブ!の世界のドルオタってどんな感じなんだろう」

 

定期的に考えちゃうことなんですよね。

アイドル論とかプロデュース論はいっぱい見かけるし、自分もあるんだけど

今回は180度違ったお話。

MVとかで真っ黒の人影が同じリズムでサイリウム振ってるでしょ?

あの人影のお話です。

 

 

このお話ってヘラヘラお酒を飲みながらするとめちゃくちゃ盛り上がるし楽しいんだけど、

同時に「そのアイドルの事をどこまで理解しているか」にも繋がったりするわけですよ。

普段のコミュとかって「プロデューサー対アイドル」が殆どなんですが、この話題は

その要素を完全に排除しないといけない。「客(オタク)対アイドル」の構図になるわけです。

支離滅裂な事を言うと説得力が生まれない。だから結構そのアイドルのことを見ておかないと

想像が上手くつかなかったりするんですよね。今回はあのシアター全体像で話をしましょう。

誰が人気で誰が不人気とか書いちゃうと荒れるし失礼だもんね。

 

★定期公演はどれくらいのペースでやってるのか。

まずはこちらの話題。定期公演と言っても極端に言えば年に1回でも開催すれば定期公演ですね。

ただ、あのシアターは割と高頻度でやってそうな気がします。

毎日やってる気がするんですよね。ただ、学生アイドルも多いので平日昼は難しいかなと。

なのでこんな感じの公演スケジュールじゃないかと思っています。

●平日→18時~20時開演の1公演 ※毎週月曜日は公演無し。祝日の場合は翌火曜日が公演無し

●土曜・日曜・祝日→13時~15時、18時~20時の2公演

●数ヶ月に1回→昼夜両部合わせて全員出演の公演

●年に1回→大きな会場での全員出演の周年ライブ(UNIONとかをイメージしてください)

これでも公演数が多いからほんとにAKBみたいな感じに近くなりますね。

まぁでもこの数がすごい個人的にしっくりきています。

セトリはソロ曲からユニット曲、あとは公演毎に違うカバーが多そうです。

765楽曲から好きなアニソン、場合によっちゃお隣さんの事務所の曲とかもやってそうですね。

もちろんThank You!やWelcome!!もしっかり歌われるライブですね。

 

土日祝日の公演は女性専用エリアもありそうですね。座席指定があるとはいえ、整理番号入場の

全席自由って感じが個人的にはしっくりきています。たまにZeppとかであるあの感じです。

 

★ライブ以外に何をやってそうなのか。

もちろんライブだけでは収入はもちろん人気もなかなか出ないと思います。まぁ彼女たちはアイドルなので。

専用の劇場を設けてライブ後や前にやってそうだなって思うのは「特典会」です。

特典会って?って方もいると思います。簡単に言ったらライブ後にハイタッチやらサインやら

チェキやらといった接近する機会があるところですね。参加方法は色々あるので調べてみてください。

 

この特典会、アイマス系でミリオンライブ!くらいしか想像がつかないんですよ。

なんでかっていうとミリオンライブ!くんっていきなり崇高なアイドル!って感じしなくないですか?

泥臭い、どんどん成長していく姿が見れる。それがこの想像に繋がってる気がします。

 

ライブと特典会はだいたいセットで行われるのでライブだけ見る人、特典会目当てで来る人などなど

いろんな人がいます。他には時々公演のない日や平日の昼にトークショーとかもやってそうですね。

 

★物販は何が売ってるのか。

特典会に参加するにはだいたい「特典会参加券」というのが必要です。

特典券だけを売ってる場合とシャツや缶バッジを買うとついてくる場合といろいろあります。

ミリオンライブ!くんの世界は多分「ライブの物販では特典券を買って参加する」って気がします。

●シアター会場限定Tシャツ ¥3,500 (S/M/L/XL 黒/白)

サイリウム(Pri/Fa/An) 各¥1,000

サイリウム3本セット ¥2,500

●アイドル別ツーショットチェキ券 ¥2,000

●アイドル別サイン券¥500 ※公演日によってない日もある

●アイドル別ランダムチェキ 1枚¥1,000

●ユニット別ブロマイドセット (ランダム4種/1セット5枚) ¥2,000

●定期公演チケット

こんなところでしょうか。価格帯はまぁこんなもんでしょって推測です。

ログインするときのエントランスの右側で売ってるのでシアターでのあまり多種多様な展開はなさそうですね。

新曲が出たりしたらタワレコとかHMVとかでリリイベもやってそう。関東メインで時々地方みたいな。

フェスとかにでるついでにその地方でリリイベとかやってそうです。

 

★アイドルはライブとか以外に何をしているのか。

多分ですけど、割とアイドルがチケットのもぎりをしていたり物販手伝ってたりしてそうなんですよね。

舞台とかよく行く人はイメージしやすいと思います。そのへんでウロウロしてるときが多そう。

今すぐ求人広告を打って人を募集しましょう。

めちゃくちゃ元気にチケットをもぎりつつ、自分のファンが来たらちょっとだけ話す高坂海美

テキパキ物販をこなすものの、いっぱい買われると追いつかなくなってあたふたする舞浜歩。

緊張してなかなかうまくもぎれない矢吹可奈

これは結構想像してておもしろい部分の一つですね。みなさんの想像も聞いてみたい。

 

★どんなオタクが集まりやすいのか。

いよいよオタクの話。結論から言うと「出演者、公演日によって客層が変わる」と思っています。

ピンチケが多そうなアイドル、おじいちゃん現場になってそうなアイドル。

いろんな年齢層が混在してそうなアイドル。

今回は数名ピックアップしたのでヘラヘラ笑ってみてください。

●ピンチケが多そうなアイドル(現場が荒れそうなアイドル)

白石紬

絶対に最前管理がいます。これは間違いない。瑠璃色金魚のラスサビはマサイ(一生飛ぶやつ。割と楽しい)

になってるはずです。

本人も嫌がりつつもいつも来てくれることにまんざらでもない感じになってしまいそう。

新規からすればおもんない現場だな…と思われてしまいそうです。ソロ出演以外ももちろん管理するので

他アイドルのオタクからは敬遠されてそうな気がします。歌唱力はすごいのにもったいないなぁ…的な。

アイ横とかTIFに出演し、他のオタクがリフトした瞬間引き剥がしてシャツ破く白石のオタク、

容易に想像できてしまいますね。

●拗らせたオタクが多そうなアイドル

七尾百合子

ファンサが抜群にいいと思います。ハイタッチ会とかで向こうから手を握ってきそうなアイドル。

歌唱力も良い、トークもおもしろい、ちょっとおっちょこちょいで顔面も偉い。普通に人気が高いと思いますが

あまりにもファンサが良いためガチ恋だったり勘違いしたオタクが続出しそうです。

ぼくも七尾百合子ちゃんとチェキ撮りたい!!!

●陰湿なオタクが多そうなアイドル

北沢志保

なんていうか、現場感としては声優ライブとかアイドルライブとかの中間って感じで悪くないと思うんですが

マジヲが揃って固まってることが多くしかも全員鍵垢持ち。そして悪口を鍵で言うやつ。でも排他はしない。

排他的な動きを察知すると北沢本人がマジヲだろうが干しそうな気がします。(絶対エゴサしまくってる)

人気も高く、どんどん新規が増える為に開演前物販で特典券も枯れてそうです。

●売り頭

伊吹翼

これは絶対的な確信があります。ライブ中もガンガンレス飛ばしてくるし、男女問わずウインクとかしてそう。

パフォーマンス、ビジュアルともに抜群な彼女は特典会も大人気な気がします。

なかなか人の顔を覚えることが苦手だけど、何度か接近に遊びに行くと

「あ~、この前も来てくれましたよね?嬉しいな~ありがとう~❤」って言ってくれて好きになっちゃうやつ。

出演日は特典券が一番早く枯れるので参加したい人はちょっと大変そうです。

 

みなさんの推測も聞きたいところですね。

 

★全体的に現場は荒れないが民度は低そう。

これはゲーム内のお仕事に存在してて、秋月律子のお仕事コミュで握手会が開催されます。

そこで平気で割り込みが発生するんですよ。やばくない?

多分毎回喧嘩とか云々はないんだろうけど、民度は決して高いとは言えない世界なんだと思います。

アイドルに怒られるようなことはやめようね!

 

★人気あんのかないのかよくわからん

いやこれめっちゃ思うんですよ。シアターで定期的に公演やってる規模感なのにUNIONで横アリくらいの数

平気で埋めるわけじゃないですか。いきなり1年で横アリ満員ってなかなか難しい話ですよ。

ただそこから見えてくるのは「通うほどじゃないけど割と好き」って層が多いんだと思います。

CDも時々買うし、たまにシアターに行くけど通う程じゃないライトな層。それが多いのかなって。

 

★まとめ

まぁそんな感じでざーっと書きましたが深掘りは避けました。

特典会で人気不人気は絶対出るんだけどそれをランキング化してブログにしちゃうと荒れそうだし。

いつかこういう考察本とか作りたいですね。絶対おもしろいし。

 

そんなわけでありがとうございました。

こんな感じありそう!とかあったらリプライなりコメントなりください。

それでは~~。

この冬、ぜひ「少年ハリウッド」に出会ってほしいお話。

 みなさんこんばんは。

はじめまして。そうじゃない方はどうもどうも。

れおと申します。色々と好きなオタクです。

 

自分の記録用と、言いたいことや書きたいことがあるときにわーっ!って書ければな~と思い

ブログを作ってみました。あとはまぁ自分の周りで開設した人が多いのも理由の一つ。

読みにくい文章だとは思いますがゆるゆるとお付き合いくださいな。

 

最初の記事はこの冬、寒くて長い夜にぜひおすすめしたいアニメのお話です。

作品名は「少年ハリウッド」というアニメ。

それではゆっくりと進めていきましょう。

※ネタバレがガッツリ入りますがアニメのシーンを貼ったりは色々アレなので避けます。

 なのでちょっと自分の解釈が入って違うよ!ってなってるかもしれません。

 

◆そもそもどんなアニメなの?

少年ハリウッドは簡単に言うと男性アイドルアニメです。

ハリウッド劇場という原宿が舞台の劇場に所属する5人の男の子が紆余曲折を経験して成長をしていくって感じ。

全26話構成のアニメとなっており、1~12話は「少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 49-」、

13~26話は「少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 50-」という名前になっています。

※今回は1~12話を1期、13~26話を2期と表現していきます。

※作品名は少ハリと表現していきます。

 

実はアニメ原作ではなくて、小説が最初。このへんはまぁ自分も履修中なので割愛します。

今回はアニメのお話をしますね。

 

◆こんな人にこそ見てほしい

男性アイドルアニメとなると「なかなか手を出しにくいな…」と感じる方もいるかもしれませんね。

でも、自分が見た感想としてこういう人に見てほしいなと感じました。

  • 二次ドル(二次元アイドル)作品が好き
  • 声優さんが好きでイベントやライブにも行く
  • 三次元のアイドルが好き

大きく言うとこの3種類の人。自分は全部当てはまります。

なぜこういう人にこそ見てほしいのか?というのはこのあとお話していきましょう。

 

◆で、どこで見れるのさ。

ネット配信がなんとあります!!!!!

anime.dmkt-sp.jp

ついでにYouTubeチャンネルもあります!!!!!

www.youtube.com

 

さて、じゃあお話に行きましょう~。

◆アイドルっていきなりキラキラ輝いていますか?

まずはこのお話から。

アイドルってかっこいいですよね。かわいいですよね。すごいですよね。

でも、そのアイドルって「アイドルになろう!」って思ったその瞬間から輝いていますか?というお話なんです。

なかにはそういう人もいると思います。でも、少年ハリウッドはそうじゃない。

少年ハリウッドに所属しているのは5人の「普通の」「そのへんにいる」男の子なんです。

そのへんにいる男の子がステージに立って歌う、踊る、魅了する。そんなことできるわけがない。

じゃあどうやったらできるようになるんだろう?というのが1期の本筋に近いかな。

 

◆普通だからこそチートキャラがいない

時々アニメでもありますよね。謎の力で覚醒して天才になるタイプのキャラ。

少ハリはそんなことは一切ありません。話が進むごとに勝手に成長することもありません。

全員に課題や問題が必ず設定されています。その課題を30分かけてクリアしていくわけです。

普通に考えたらそれはそうっていうお話なんですけど、このあとすぐに書く要素がすごく大事で

「身近なところに解決へのトリガーが存在し、そのトリガーは必ず”自分”で引く」というところ。

でもトリガーを引いたからと言って答え合わせができた子、できなかった子がいます。

それはなぜなのか。次の章へ進みましょう。

 

◆個人の問題とグループ全体の問題。

少年ハリウッドは5人組。つまり回数で言えば1×5=5の課題をクリアすればいいじゃんって話なんですが、

全く別軸として「少年ハリウッド全体の課題」が存在しています。

誰もが想像できるような課題もあるんですが、「え、そんなこと?」という課題もあったりしますね。

少年ハリウッド全体の課題に直面し、解決へ向かうときに前の章で書いた「答え合わせができなかった子」が

キーマンになったりすることがあります。そして一気に解決への舵を切る。

少ハリは作品全体を通して「こんなこと、あんなことがありました。だから私達は成長しています。

でも、まだまだこんな課題がありますよ。みなさん、どうしますか?」という流れで進みます。

そのみなさんは視聴者ではなく少年ハリウッドのメンバーに向けられているのです。

 

◆アイドル像ってみんな違うからこそ大事に見てほしい

みなさんが考える「アイドル」ってなんですか?

歌がうまい、ダンスがかっこいい、会いに行ける、顔が好き…。色々あると思います。

だからアイドルアニメやコンテンツは解釈違いで喧嘩してる人がいたりするんじゃないかなって。

ほら、アイマスとかよく喧嘩してるでしょ?

 

少ハリは明確にアイドル像を理解させてくれる話があります。

1期の中盤で合宿回を行うんですが、そこで「アイドルとはなに?」という勉強会が開かれます。

メンバーは各々自分が考えるアイドルのメリットやアイドル像を話すわけですがまぁめちゃくちゃ。

モテるとか貢いでもらえるとかまぁそんなことばっかり言ってます。

それって彼らのアイドル像だから何も間違ってはいないんですよね。

でも、容赦なく否定されます。

そして「少年ハリウッドはこういうアイドルであるべきなんです」という事を教えられていく。

このシーン、自分はかなり大事な話だと思っていて、

「メンバー、視聴者どちらにも少年ハリウッドはこう”いたい”し”あるべき”というのを明確化してくれる。」

これで少なくともある程度の意思統一というかスタンスを理解させるポイントとしてかなり重要。

結構アイドルアニメでハッキリ言い切るアニメって珍しくありません?

 

◆誰も輝かないまま終わる1期

すでに2000文字を超えてしまいましたね…。

1期の最終回は作品内の時間で言えば12月24日。クリスマスイブに彼らは初ライブを行うのです。

このライブを迎えるまで各キャラクターごとの課題、グループ全体の課題を解決してきた彼らの初舞台。

きっとキラキラして素晴らしいライブなんでしょう。

これがまぁ意外とそんなことない。過去11話の総決算としてはいい感じにまとまるんですけどね。

なんでこういう感想かというと全体を見渡したときに1期は誰も輝いてないんですよ。

でもちゃんとあって、輝くための準備をしてきました。この準備はこういう意味です。これを経て

彼らはこんな風に輝きます。というのを見させてくれる。それが少年ハリウッド1期のお話です。

 

◆いきなりの成長を見せてくれる2期

いよいよ2期のお話へ。

2期の1話、13話ですね。少年ハリウッドは定期公演を行います。

最初のメンバー挨拶で自分のキャッチコピーを言うわけですが、これがすごい。

実は1期の最序盤でキャッチコピーを教えてもらって練習するシーンがあります。

まぁみんなめちゃくちゃ恥ずかしがる、嫌がる。思春期真っ最中の男の子からすればそれはそうって話です。

 

そんな彼らがですよ?ファンの前で堂々と挨拶をしているわけです。

輝いてなかった男の子たちが確かに「アイドルとしての輝き」を見せてくれる。それが2期の1話。

そして、2期のお話へと進んでいくわけです。

 

◆新しい課題、でもその課題は一歩先の課題。

まぁ2期でもやってることは一緒で、全員に課題がまた設定されています。

でもその課題って「男の子としての課題」じゃなくて「アイドルとしての課題」へと変わってるんですよ。

本当に微妙な差かもしれません。その微妙な差っていつか大きな差へと変わるわけです。

 

そしてここで本格的に登場する「初代少年ハリウッド」の皆様。

いや、誰だよって話ですね。実は散々語っている少年ハリウッドのメンバーは2代目。

作品内で言うと15年前の一世を風靡したアイドルグループがいました。それが少年ハリウッド

その当時のメンバーだった人がシャチョウとなりアイドルを育てているのです。

もっと早く言えよって話でした。ごめんなさい。

先輩からの、いわば「半客観的な意見」を受けてからの経験、期待を知って課題を解決していきます。

そしてここからが僕が一番伝えたいことのお話へと入っていきます。

 

◆「近い存在」が正解なの?

16話ですね。ここだけは明確に話数をお伝えします。16話です。

ざっくり言うと握手会のお話なんですが、15話までで彼らはファンも増え始めていたものの

少し伸び悩んでいました。そんな中はじまった握手会。アイドルと話せる、触れ合えるというところで

ファンはまた増え始めます。でもそれって「パフォーマンスを見に来た」ファンなのかな?というお話。

 

そして原宿全体を巻き込んだ握手イベントを開催するシャチョウ。そのイベント中、こんなシーンがあります。

「…この握手が二度とできないところまで行ってください」とファンから言われるシーン。

この意味わかります?やばくない?

こうして握手ができてお話ができる人がもうそんなことできなくなるくらい有名になってほしいという願い。

これって最大のファン冥利だなって僕は思うわけですよ。

もうね、16話だけでもいい。頼むから見てくれ。

 

◆慣れって怖いよねって話

2期の中盤以降はこの話が主体になってきます。

どういうことかって言うと少年ハリウッドのメンバーからすれば「定期公演があって当然」という考えになり、

ファンからすれば「ライブがあって当然」「お話ができて当然」という話です。

これって、要は環境に甘えてませんか?って話をやるんですよ。これが本当にやばい。

初めて行くライブとかってめちゃくちゃワクワクしません?でもそのワクワクって回を重ねるごとに

どこか少しずつ薄れていく。それってダメだよねということ。

あなたに置き換えてみてください。行くか行かないか悩んで行かなかったライブ。

それってどこかに「まぁ次あるしいっか」って気持ちがありませんか?二度とないライブって言われると

行くでしょ?そういうことなんです。次があるしまぁいっかは今その時の楽しかったを奪っていく。

実際に自分もこのシーンを見て考えが変わりました。そういう話をグサグサとするアイドルアニメ、やばくない?

 

◆2度目の12月24日

2期の最終回も12月24日。2度目のクリスマスライブです。

みんな成長したんですよ。ほんっっっっとに。1期の最終回で準備した輝きが最大限に光るんですよ。

ここは多くは語らないです。最終回まで到達して実感してほしい。

 

◆このアニメ、別れが少ない

少ハリって色々な人が登場するんですが、別れるという話が2つだけあります。

シャチョウがいなくなる話と好きな女性ができた話。

この2話、反骨心じゃないですけど別れの当事者になった子達の反動がすごくて

それこそ急成長じゃないですけど見違えるくらい変わるんですよ。

そして好きな女性ができるお話には前述の16話と対比になるシーンが隠されています。

見つけてみてください。

 

◆気軽に見るとどっぷり落ちる

結構アイドルモノって気軽に見ることが多いと思うんです。

もちろん少ハリもそのノリで見てみてほしいんです。

別に全員好きになれ!とかは思ってなくてそれこそ合う合わないはあるわけで。

でもハマる人はガチガチにハマると思います。

総じて言うとこのアニメめちゃくちゃ泥臭いんですよ。

もうほんとドロドロになるくらい泥臭い。

それこそアイカツ!とかアニマスとかが好きな人にはおすすめです。

 

◆最後に

たくさん語ってきましたが、僕はこのアニメに出会って本当に良かったと思っています。

もし見てくれた人がいて、感想を伝えてくれたらまた違う視点からの視野も広がっていくかなって。

それって最高におもしろくないですか?一つの物に色んな角度から見れるって最高ですよ。

 

そんなこんなで。クッッッソ長い記事になりましたが最後まで読んでくれた方、

途中でやめちゃった方。たまたまこの記事に出会ってくれた方。ありがとうございました。

 

感想とかあれば気軽に書いてくださいね~。それでは!

 

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