れおのThat's onぶろぐ。

れおのThat's onぶろぐ。

That's onは雑音と読みます。

「フレデリカが再び巡り合わせてくれた"楽しい"気持ち」

みなさんおはようございます。こんにちは、こんばんは。

れおと申します。

 

さてさて今回の記事、当ブログでは初めて書くコンテンツのお話。

アイドルマスター シンデレラガールズ」7thライブ名古屋公演2日目に参加してきました。

「シンデレラ 7th」の画像検索結果
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 7thLIVE TOUR
Special 3chord♪ Funky Dancing!

 

自分は普段765とミリオンライブ!を中心に遊んでるわけなんですが、

実はシンデレラガールズも昔はそれなりに楽しく遊んでいました。

4th神戸2日目(最高の2nd SIDEが披露された場所として有名なライブ)以来、数年ぶりの現地参加。

応援している声優さんやアイドルさんのライブも被っていましたが今回はシンデレラへ。

なんでかって?出演者に彼女がいたからです。

「宮本フレデリカ」の画像検索結果
宮本フレデリカ (CV:髙野麻美)

というわけで本編へと進んでいきましょう。

 

会場に到着後、自分は「コンテンツ力の強さ」に圧倒されてしまいます。

Cygamesが作っている巨大建造物(アレはフラスタではない)を見ていて

普通にちょっと引くくらいだったし、参加するオタクの多さ、そして盛り上がり。

すごいよね。ドーム埋めちゃうコンテンツってそんなにないと思いますよ。

ミリオンライブ!はこんなことできないなぁ…」とちょっと嫉妬しちゃったり。

宮本フレデリカがず~っと好きでデレステでイベントが来たらそれなりに走るし

カードも全所持はしてるんだけど、気持ちが少し離れていた自分は開演までいわば

対岸の人間が様子を見に来た」みたいな感覚でライブに入っていきました。

 

開演。ミラーボール・ラブからはじまり、様々な曲やパフォーマンスが披露されましたね。

さよならアンドロメダの演出、えぐすぎやろ。なんやあれ…。

全曲を通じて感じた事は「パフォーマンス力の安定感が半端ない」ということ。

ライブってアーティストだったり声優が歌うわけですが、個人的には舞台演出や照明が

1曲の完成度50%は作り出すと思っています。シンデレラは全てにおいて打点の高い

クオリティで披露してくれるわけです。ある程度のパフォーマンスが保証されているから

安心して曲を楽しむことができるってすごい大きな要素だと思うわけです。

"プロデューサー"として、"ファン"としての二面性で楽しめる素晴らしい内容だったと思います。

 

そんな自分が名古屋に来た理由。それは前述にも書いた「宮本フレデリカのソロ曲を聴く」ため。

なぜ推しの案件を蹴ってまで足を運んだのか。それはデレステ内のこのカード台詞が影響しました。

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限定SSRのやつなんだけど、普段は自由奔放なフレちゃんが突然こんなことを言います。

まぁ~考えさせられたよ。こんなこと言ってくれるのなら時間がかかっても俺は絶対に

彼女に答えを伝えたいと思いました。まずはその答えのヒントを見つける為に名古屋に行きましたって話です。

(まぁ普通にそろそろ宮本を現場で見るかってなったのもありますよ)

 

「き・ま・ぐ・れ☆Café au lait!」「フレデリカ、猫やめるよ」のどちらかを歌ってくれる。

よ~し、何年待たせたかわかんないけどまずはちゃんと向き合う第1歩を作るぞ~。

 

宮本フレデリカ、ソロ曲の歌唱なし

 

まぁショックでしたよね。激怒!ってわけじゃないんだけど悲しくなっちゃいました。

リトルリドルあたりからEZ DO DANCEまで呆然と立ち尽くしてたせいで記憶がありません。

テンションを上げてくれたDJ KOOには心から感謝。

終演後、帰路についてる時に負の感情は何故かなかったんですよね。

おねシンで笑顔の髙野麻美さんを見たってのも要素としてはあるんですけど、もう一つ理由があって。

 

「純粋に楽しかった」

 

これに尽きるんですよね。宮本フレデリカのソロに拘らなければ最高のライブだったと思うし、

何なら4th神戸2日目を最後に現場に行く意思を持たなかった過去の自分をぶん殴りたいくらい。

 

そんな楽しい気持ちを持たせてくれたシンデレラガールズにはありがとねって思っています。

でも、シンデレラガールズだけじゃない。自分の中のシンデレラガールズフレちゃんがセンターです。

フレちゃんが再び巡り合わせてくれた楽しいって気持ち。この気持ちを持てた自分が嬉しいわけですよ。

 

フレちゃんに伝えたい答え。それは「一緒に自由に楽しもうぜ」が礎になるかもしれません。

自由奔放に走り回る彼女に手を引っ張られて一緒に旅をする。そんな世界も悪くないなって。

自分が一度離れたコンテンツのセンターが歌う「フレデリカ、猫やめるよ」という楽曲。

これ以上ない2曲目だと思います。

 

"あたしを探して泣いてる オバカさんなの?"これを生で聴いたら自分は爆発するでしょう。

でも、その爆発を笑ってくれるのがフレちゃんだと思ってるから。

何年も空いちゃったけど、また頑張っていこうね。宮本フレデリカさん。

一度死んだソシャゲの推しが生き返ってもうすぐ2年。というお話。

みなさんこんばんは。こんにちは、おはようございます。

れおと申します。

 

いよいよ11月。2019年もあとちょっとでおしまいですね。

まずは短い秋をいっぱい楽しみたいところ。

今回はいつもとちょっと違う、ちょっと切なくて(?)ちょっと意味がわからないお話。

 

皆さん。こんな経験はありますか?

一度死んだ女が数年後突然生き返る

まぁ現実世界ではありえないはず。少なくとも自分は聞いたことがありません。

そんな聞いたことも見たこともない体験を自分は「画面を通じて」体験しました。

突然生き返った"女"がこの綺麗な金髪をなびかせた彼女です。

「サレン プリコネ」の画像検索結果

プリンセスコネクト!Re:Diveに登場するキャラクター「サレン」

それでは本編に入っていきましょう。

 

自分がサレンと出会ったきっかけは現在配信中のプリコネRの前作、Amebaで配信されていた

ソーシャルゲーム「プリンセスコネクト!」でした。

かといってリリース日から毎日プレイしていたわけでもなく、

ランキング上位やガチャをいっぱい引いたりしていたわけではありません。

彼女との出会いは"シンデレラガールズとのコラボイベント"がきっかけ。

ポチポチやってるうちに「あれ、このゲーム結構おもしろいのでは?」と少しずつ

興味をそそられていく自分。周りはガールフレンド(仮)をプレイしている中、自分は

プリンセスコネクト!をひたすらプレイする日々。孤独感も少しだけ感じてたなあ。

ガチャを引けば引くほど山程出てくるリマは今でも鮮烈に覚えています。

「リマ プリコネ」の画像検索結果

※この子がリマです。プリコネ登場キャラで一番乙女な心を持ってます。

パネルミッションをコツコツとこなし、タマキのSRを獲得したり…

イベント/パネルミッション/SR宮坂たまき

※プリコネRで☆3に開花させると登場するイラストはそのSRと同じイラストです。

 

そして彼女に出会います。「サレン」こと佐々木咲恋。

お金持ちのお嬢様なのに倹約家。"庶民派お嬢様"というキャラクターで人気だった女の子です。

「サレン プリコネ」の画像検索結果

これが前作のSSRイラスト。左の覚醒後イラストはいつか来るであろう☆6に使われるとぼくは嬉しい。

ストーリーを読んでいるうちに自分は咲恋ちゃんに惹かれていきます。

主人公と幼馴染、そして一緒に食べる焼きそばパン。

この女の子と旅をしよう、アストルム(プリコネの舞台になる世界の名前)の世界で遊ぼう!と思っていました。

当時、ソシャゲが終わるタイミングの兆候や雰囲気などもわからなかったので

なにも気にすること無くニコニコ遊んでいました。しかし、そのときは突然やってきます。

プリンセスコネクト!サービス終了

調べるとガチャ更新が止まったりアップデートが遅かったりと兆候があったそうな。

あまりにも短すぎる推しとの別れ。アストルムを救ったぼくたちは別れを告げます。

最後に一瞬だけ出てきた女の子は誰なんだろう…と思いつつ、

彼女への想いは時が経つにつれて薄れ、そして記憶の彼方に消え去っていました。

 

そして現実世界のぼくは大学を卒業、就職。社会の荒波に揉まれながら生きていました。

そんなある日、突然のニュースが流れてきます。

プリンセスコネクト!Re:Dive 配信開始

えっ?プリンセスコネクト?あのプリコネ?嘘でしょ?と思いながら開くApp Store

大和西大寺駅ミスタードーナツって驚きながらDLをしていました。

お年寄りの憩いの場になっている中、スーツを着た若者が変な顔をしながらスマホを見ている。

さぞ滑稽な絵でしょう。そんなこと知ったこっちゃない。

DLを完了し、開くアプリ画面。タイトルメニューでめっちゃアニメが動いてる。

自分が見ていた、好きだったプリンセスコネクトのキャラクターが動いている感動と困惑。

今振り返ってもあの瞬間は明らかに挙動不審だったと思います。

 

リセマラすることもなく、そのままプレイを開始しました。

ちなみに最初に引いた☆3はイオ。自分はイオ先生が好きだったからいいんですけど、

普通に考えてイオは要リセマラなのでこれからプリコネをする人は参考にしてください。

 

そしてキャラクターを色々と眺めていると懐かしい絵柄がわんさか。

「前作のイラストだらけやんけ!!!」とぼくは近鉄電車の中で歓喜に満ち溢れていました。

SR【疾風の冥姫】柊杏奈

アンナのこのイラストが一番記憶に残っていてめっちゃテンション上がったよね。

ぼくは喜びました。「あの好きだったサレンとまた闘える!」という気持ち。

学生の頃好きだった作品、数年前に好きだった作品はだいたい思い出補正が乗っかると思います。

ぶっちゃけプリコネもそうだと思うんですよ。でも、その補正に乗っかって好きになるのは

好きになる度合いが違ってくる事が多いなって。

よーしサレンをガチャで手に入れるぞ~!また彼女と旅をするんだ~!

…出ない。

まぁ恒常だしいつか出てくるでしょ~。

…出ない。

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HARD周回で解放しました。ボケがよ。

プリンセスコネクト!Re:Diveのガチャは非常にしんどいので気をつけましょう。

そうしてプリコネR配信開始から4ヶ月、ぼくは「サレン」と再び出会ったのです。

 

生き返った推し、世界観は当時と変わっていたけどぼくは彼女の「焼きそばパン」のエピソードを見て

ボロボロ泣きました。地下鉄御堂筋線難波駅で。仕事をしながらプリコネをやるな。

そんな推しと今もアストルムの世界でぼくは旅を続けています。

 

推しが死ぬ。ソーシャルゲームをプレイしてる人にとって明日は我が身のお話です。

公式からの供給が無くなってしまうと自分の脳内設定や補完の脆さが酷くなって

最後には破綻、崩壊をしてしまうと思うんですよね。

 

推しが生き返る。そんなに経験することのないことだと思います。

だって死んだ女が元気に動いてるんだよ?世界仰天ニュースでも滅多にないよ?

プリコネを生き返らせてくれたCygamesには感謝してるし、コンテンツがずっとずっと

続いてくれるとぼくは嬉しいな。まだまだ彼女と旅をしたいし一緒に闘いたいし。

二度も同じ推しが死ぬ結末は見たくないから。

「最上静香が教えてくれたこと」

みなさんこんにちは。こんばんは。おはようございます。

れおと申します。

 

すっかり秋の天気になりましたね。

温度差も少しずつ激しくなってきたので気をつけたいものです。

 

さてさて、まずはこれを最初に。

 

ミリオン6thツアー、おつかれ!

 

いやー、仙台からはじまって神戸と福岡そしてSSAと走り続けた約半年間。

いっぱいいろんな思い出ができたね。

自分は全通できていないんだけどそれでもめちゃくちゃ楽しかったなって思ってます。

明確なコンセプトを提示されて、そのコンセプト通りに進んでいくライブって

結構いい感じじゃんってなりました。またいつか数年後にやってほしいね。

 

細かい感想や意見はいっぱいあるんですが、今回は福岡とSSA公演を通じて

最上静香が教えてくれたことについてお話をしようと思います。

今回のツアーを経て間違いなく「最上静香が新しいステップへ成長を遂げた」と思ってるんですよね。

 

★最上静香と今までについて

最上静香。765プロシアターに所属する14歳の女の子。

「最上静香」の画像検索結果

アイドルになりたいという夢と夢を反対する父親と不仲、そして「1年だけ」の期間限定で

活動をしている感じ。ざっくりと説明するとそういうキャラです。

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                   ※最上静香コミュ4の会話内容

ちなみにこの設定は「ゲッサンで初登場した」と思われがちなんだけど、

実はグリマス最初期のカードから父親との不仲設定は存在しています。

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そんな彼女がアイドル活動を始めたとき、1人のアイドルに憧れを持ちます。

如月千早

プラチナスターライブ編で明確に「千早さんに憧れています」という会話が存在しており、

如月千早の背中を追い続けている感じです。 

 

★はじめての「相棒」

その後、色々あってクレブルのセンターを務めた彼女は一気に成長を見せていきます。

アイドルに対して楽しいと感じたり、そしてプロデューサーやアイドルのみんなと仲良くなったり。

そんな中、彼女に新しい挑戦がはじまりました。

それがジュリアと二人組のユニット「D / Zeal

クレブルでは"リーダー"として先頭に立っていた彼女が新しいステージとして

"横並びの相棒"を手に入れます。

初めての相棒、そして相棒との曲。この曲に彼女の新しい道標が散りばめられています。

ハーモニクスの歌詞を一部抜粋してみましょう。

 

  • もしもこの声を 重ね合わせたら 新しい何かが
  • ふたり歩いてきたその先にあなたとだから描ける世界がある
  • 怖れないでこのまま私らしくあればいい
  • あなたに背中を預けて歌うよ もっと世界中に鳴り響いて

 

道標を強く感じるのは個人的にはこの4つのフレーズかな。

このフレーズは1番のBメロ~Dメロの順番通りに抜粋しています。

今まで1人でできる!大人なんやからちゃんとしろ!たまには頼るぞ!スタイルだった彼女が

この曲、このD/Zealを経て"何かを見つけた"ことが感じられると思います。

その見つけたものを福岡公演で教えてくれたんですよね。

 

★静香が見つけた「夢」の話

Catch my dream。マジで涙止まらんかった。ボロボロになった。なんだこれ。

ライブ前は「久しぶりにPrecious Grainで振りコピしてぇ~」とか

「D/Zealの服でCMDはないっしょ~」みたいなことを雨風に晒されながら言ってたんです。

CMDのイントロが流れたときは「偉いな~久しぶりに聴ける!」って感じでした。

確か川崎のミリラジ公録以来とかじゃなかったっけ?

そして歌唱シーンを見ているうちに「あれ、これってD/Zealを経て歌ってるんじゃね?」

はい、ボロボロ。マジで一生泣いてた。

でもこれって「オタクの勝手な解釈」にしかすぎないな~って冷静になったんですよ。

ただ最後のMCで「D/Zealを経て静香ちゃんが感じたことを歌いました」って。

は?

本当にありがとう。田所あずささん。

 

最上静香はD/Zealを経て大きく変わりました。背中を預けられる相棒の存在、

そして1人だと見つけられなかったモノがあるんだって。

その答えがCatch my dreamだったんだね。

 

福岡公演当時、コミュ4&5が公開されていなかったので最上静香ってただの

「めんどくさいクソガキ」みたいな感じになってしまっていたんですよ。

Pを信用する過程やアイドルを楽しいと自覚する過程がグリマス時代とまるっきり

変わってしまっていました。

グリマスの静香はアイドルが楽しい!って言うまで1年かかったんですよ。

※PST編上位報酬カードの覚醒後セリフ

一方ミリシタの静香はリリース開始日に楽しい!って言ってます。

※リリース日にアプリ内メールに届いた内容

この違いってとても重要でアイドルとして成長していくファクターに

大きくしてくると思うんです。

そして今回のD/Zeal→Catch my dreamでミリシタの最上静香がようやく見えてきたなと

強く感じることができた福岡公演でした。

 

★夢を見つけてくれた相手に託した「憧れ」

特別編SSA公演でジュリア×最上静香で披露した「アライブファクター」

いや~イントロで僕は激怒ですよ。お前ふざけんなボケって感じになりました。

憧れの存在と歌った曲を相棒に簡単に明け渡してええんか?

という感情。怒りと"アイドルの選択を否定しない、向き合う"気持ちが

ぐっちゃぐちゃになっていました。ぶっちゃけ吐き気が出てたくらいです。

最初は本気で否定していましたが、時間が経つに連れて一つの考えがまとまってきます。

これって静香に取って憧れの存在と同じ価値があるんじゃね?

この考えが出てきた瞬間、福岡公演→SSA公演は繋がりました。

如月千早に憧れた1人の女の子。憧れと共に完成した曲を相棒に明け渡した。

自分の価値観が一つ変わったんですよね。憧れを託せるほどジュリアは

偉大で大きな存在になんだなって。嬉しかった。涙が出るほど嬉しかった。

静香が自分の憧れを共有できる存在ができたんだって。

ここでアライブファクターの歌詞を見てみましょう。

  • 心と心 向かい合って 絆は新しい歌になる。

 

★静香と一緒にどこに行こうか。

静香が教えてくれた夢と静香が見せてくれた夢。新しい「最上静香」とどこに行こう。

旅をするわけじゃないんです。でも旅が始まったわけです。

自分の考えはまず静香に好きなことをさせてあげようと思っています。

新しく見えた世界、新しく見える世界を見せてあげたいなって思うわけですよ。

道に迷うと思うし、めちゃくちゃしっかりしろ!って言われると思います。

言われたらしっかり応えてあげたいなって。だって主役はアイドルだから。

 

 

★まとめ

はーい。終わります。

今回お話したかったことはこれ。

  1. 彼女は相棒を見つけることができた
  2. 憧れを託せる背中を見つけた
  3. 新しい静香と旅をしたくなっちゃった

この3つです。

自分が最上静香に惹かれたとき、「まずは彼女のことを知りたい」という

思いからはじまりました。そして今、ぼくは「もう一度新しい彼女を知りたい

気持ちになっています。教えてくれた静香の変化を見て、もっと理解したいんです。

それって時間がかかるし、同じことを繰り返すことになると思います。

でも同じことを繰り返さないと見えてこないモノもあるんじゃないかなって。

実際にSSA公演は総集編という感じでしたが、また違った見方ができたそんな

ライブだったと思います。詳しくはまた今度ね。

 

そんなこんなでおしまい。最上静香、魅力いっぱいの彼女を

もし時間があったらちょっとだけでも見てくださいな。

 

そんなわけで読んで頂きありがとうございました。

感想やご意見はいつでもお待ちしています。コメントでもTwitterでも大歓迎。

それでは~~。

夏に見るにはうってつけ。交響詩篇エウレカセブンを見ていました。という話。

みなさんこんばんは。こんにちは。おはようございます。

れおと申します。

 

お盆休みもいよいよおしまいですね。

猛暑に台風に振り回されて大変な夏休みでした。

 

さてさて。今回はこのお盆休み、家にいた間とあるアニメに費やしたお話です。

以前の記事の少年ハリウッドラブライブ!サンシャイン!!のように

オススメする記事ではありません。ただ、書きたかっただけ。

 

「人間に"なりたくなった」少女と「人間を"辞める事を選んだ"」少年、そして

周りを取り巻く大人たちの楽しくて熱い、そして切ないアニメ作品のお話です。

 

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交響詩篇エウレカセブン

 

もう全人類が見てるんじゃないか?と思うくらいの名作アニメですね。

自分は結構前に一度見ているわけですが、詳しく中身は覚えてなかったので

夏休みだし一気に見るか~ということで見てみました。

 

そんなわけでダラダラと視聴感想文を書き連ねていきましょう。

エウレカセブンAOの話もちょっとやりますよ~。

 

★"バカほどかっこいい"を体現した二人の「クソガキ」

主人公のレントンゲッコーステイトのリーダーホランド

この2人の葛藤が描かれるシーンがたくさんあるわけですが、一貫して言えることは

二人ともクソガキでバカなんですよね。すぐ意地になるし、素直に言葉にできない。

ホランドレントンに、レントンエウレカホランドによく八つ当たりしてしまいます。

要はゴールに到達するまで死ぬほど回りくどいしめんどくさいんですよ。

これが受け付けられない人は本当に無理だと思うんですが、そのバカがやってること、

成し遂げた事が死ぬほどかっこいいわけです。

好きな人を守りたい、好きな空を守りたいその強い意志がいっぱい感じられる、

言い換えれば人間臭さ、男の子っぽさがそこら中に散りばめられているわけです。

…自分、人間臭い作品好きすぎるな?

 

★"知らない"んじゃない"わからない"から辛くなる。

次はエウレカのお話。メインヒロインですね。

彼女は人間ではありません。作品内で敵対している生命体の人型の存在。

前述の人間らしさや感情を理解できていないからこそレントンにも強く当たってしまいます。

お互い傷つくシーンもたくさんあります。その傷が強い絆へと昇華していくわけです。

実際にレントンと喧嘩をするシーンでエウレカ「わからない」という言葉を多く使います。

無知ではなく無垢なのがよくわかるかなと。

この考えになったのは話の大切なところで出てくる"真っ白な本"なんですよね。

なにもわからないからこそなにも書かれていない本が度々登場する。そしてそこに書かれていくことで

感情や知識が増えていく、そんな気がしました。

 

★表現の違い。でも中身は同じの二人。

これ、エウレカアネモネの話なんです。

なにが言いたいのかというと前述の無垢に対する表現が違うんですよね。

エウレカは無垢が不安に、対してアネモネは無垢が感情になります。

これがめちゃくちゃ女の子っぽい。わからないからこそ不安になるし、

わからないからこそイライラする。形は違うけど、対になる存在があれば強くなる。

実際にエウレカは強くなりました。アネモネは強くなっていくはず。

そこらへんもうちょっと見たかったなとも思います。

 

★1つのアニメで複数の楽しみ方ができる。

これは登場するキャラクターが多いならではだと思います。

素直に物語を見ていくだけでも1000億点くらいおもしろいので大正解なんですが、

レントンの物語

エウレカの物語

ホランドたちの物語

少なくとも自分はこの3つの目線で見ることもできるアニメだと思っています。

全部で50話があるアニメなので何周もすると時間がかなり奪われてしまいますが、

一度試して見る価値はあると思います。

全員に全員の物語があって、その物語のゴールは微妙に違うんですよね。

でも、結末の方向は同じ。

リトルバスターズ!のTrueEndからのRefRainみたいな感じで楽しめればいいと思います。

ちなみにホランドたちの物語という視点で見てから劇場版交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい

見ると死ぬほど楽しく見れます。これはガチ。

 

★DNAはしっかり受け継いだ「沖縄の海と空」

次はエウレカセブンAOのお話。一応続編という形らしいんですが、自分は初見でした。

めっちゃ簡単に言うと劇場版マクロスFが好きな人は全然好きになれると思います。

ただ、交響詩篇エウレカセブンの続編ってテンションで見るとちょっとしんどい人もいるかもね。

こればっかりは仕方ないと思います。思い出爆弾や補正がかかってしまい、いわば

"幻影を追いかけてしまう"から。これは悪ではなく、好きな作品がある方なら絶対に起こり得るお話ですしね。

 

AOは続編というより"系譜"という感じのほうが近い印象を持ちました。

主人公の"自分を捨ててでも守る"という精神は変わんないのが大きかったかな。

セブンスウェルで世界線を跨いだり色々とそんな設定あったっけ?みたいな話が出てきますが…。

主人公はエウレカを守るというところに一点集中していたので、周りのキャラクターとの関わりは

少し薄め。全24話だとちょっと足りないんじゃないかな…とも思いました。

とはいえ、エウレカっぽさは残したままやりたいことや設定はしっかり活かす良いアニメだと思います。

最初は????ってなることも話が進むにつれて一気にスッキリ答え合わせできてきます。

交響詩篇エウレカセブン放送当初に比べて映像技術も上がった中での放送なのでクオリティも

格段によくなってるし、めちゃくちゃキレイな映像で楽しめます。

個人的には結構好きなアニメでしたね。

 

★語られなかった"英雄譚"の真相が明らかになる新たな交響詩篇エウレカセブン

2017年より劇場上映が始まった交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション

1作品目ではアニメ本編で語られなかった"サマー・オブ・ラブ"の真相が語られています。

この記事を書く数時間前に見たんですけど、いやマジか。ってなりましたね。

その後はちょっと構成が変わったアニメの総集編なんですけど、これは前述の

レントンの物語って感じがします。そして色々な解説も詳しく入るのでわかんないな~って

なってたところもちょっとわかってきたり。

 

ANEMONEはまだ見れてませんがあらすじを見る限り結構重そうな気もしています…。

 

★まとめ

はい。読書感想文もここでおしまい。

海、そして青空をサーフィンのように飛び回るシーンはやっぱり爽快感があって

見てるだけで気持ちよくなってくる気がします。

 

最初に見たときはレントンのクソガキ具合にイライラしてたり、アネモネのほうが好きだったけど

こうやって歳を重ねてから見ると視点も色々と変わっていくもんですね。

 

そんなこんなで今日はおしまい。

感想やご意見がもしあればコメントかリプライにでもくださいな。

 

それでは~~~。

ミリオン6thツアー福岡公演で垣間見えた"可能性"のお話。

みなさんこんばんは。こんにちは。おはようございます。

れおと申します。

 

ミリオン福岡公演が終わって1週間が経過しました。結構早いね。

色んな事いっぱい感じたし、すごい純粋に楽しかったな~って思ってます。

追加公演も楽しみ。全体的な感想はその時にでも書きましょうかね。

 

さてさて。今回は福岡公演で見えた新しい"可能性"のお話です。

これって本来はこうであるべきなんじゃないの?ってずっと思ってたことなんですけど、

慣れって怖いよねって改めて実感することができました。

 

今回のお話の軸になるのはこちらの方々。

 

夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-

 

そんなわけで早速本題へ入っていきましょう~。

 

★"ありそうだけどやらなさそう"を形にした彼女たちの時間。

夜想令嬢のパフォーマンス、素晴らしかったですよね。

ひたすら歌うライブも好きなんだけど、あぁいう緩急をつけた演出は印象に残りやすいというのと

「ドラマCDを聴いているか、そうじゃないか」で明確に楽しみ方が変わるので見ていておもしろいんですよね。

 

どういうパフォーマンスを行ったのかというと、それは「舞台」です。

楽曲"昏き星、遠い月"とドラマパートを混ぜ合わせ、最後はカップリング曲のEverlastingで締める。といった内容。

純粋に鑑賞する、設定された世界に入り込んで行くことができるそんな演出でした。

 

前回の5thライブでは楽曲として披露した夜想令嬢の皆様。

大きな周年ライブでまずは「普通に歌う」ということはクリアされていたわけです。

 

ただ普通に歌うだけで100点なんですけど、こういう劇場型のお話ってちょっと色んな角度から見たいな~って

思ってました。もうちょっと具体的に言うと「これ、ドラマと曲組み合わせたらおもしろいんじゃない?」って

実はひっそり感じていたんですよね。時間軸同時進行で曲を織り交ぜていくスタイル。

最後にEverlastingで終わる。いつか見たいけど"アイマスじゃ難しいかな"って思っていました。

 

それが今回見事にドンピシャでやってくれて僕はもう満足ですよ。

あぁ~これこれ!って笑顔になっていました。

 

もうちょっと詳しく言うと、ただ単にEverlastingを歌うだけと最後のひとり語りを経てから歌う展開だと

圧倒的に後者のほうが曲が映えると僕は思うわけですよ。あの曲は本当に名曲なので皆さんどんどん聴いてね。

 

この時点で割と満足感高く観賞することができていたわけですが、その後のパフォーマンスに

驚かされ、そしてめちゃくちゃワクワクしていました。

 

★「声優名」を言わなかった彼女たち。

夜想令嬢の舞台が終了し、一度メンバーが退場。その後カーテンコールで二人ずつ再登場しました。

スタンディングオベーションも2日目は沸き起こり、すごいいい瞬間だったよね。

所恵美ちゃんが「この4人で~」って言ってみんなで抱き合ってたシーン、すごい好きです。

 

この挨拶の時ですよ。その時、歴史が動きました。間違いない。

「アレクサンドラ役、二階堂千鶴です」

これ。違和感を感じる人と感じない人がいると思います。いつものときと今回を改めて羅列しましょう。

「アレクサンドラ役、二階堂千鶴です」

「アレクサンドラ役、二階堂千鶴を演じました。野村香菜子です」

こうやって見るとわかりやすいかもね。そう、"声優名を言わなかった"わけですよ。

びっくりしたよね。なかなか話題に挙がらないけど、これアイマスで見たらかなり革命的だと思います。

ミリオンライブ!でこういう声優名を言わなかったのはマジで記憶にありません。

 

★キャラクターライブ、アニメライブとしての可能性を見いだせた。

アイマスのライブって昨今はユニット衣装で声優が歌うことも増えてより一層

声優がキャラクターになりきって歌う」感覚が大きくなっている気がしています。

表現が難しいですが、声優に比重を置きつつもキャラクター性が締めている割合が増えてきている印象。

何よりキャラクターが前提になっているコンテンツでもあるので"キャラクター名のみ"で終わらせるのは

個人的には正解だと感じています。

この感覚についてはライブに行く人によって感覚が大きく異なる部分とは十分に理解しています。

自分も声優が大好きです。でもアイマスに関しては極力声優とアイドルは乖離して考えるようにしています。

 

ぶっちゃけ、最後の挨拶MCまで声優名って名乗らなくていいと思うんです。

ましてや今回の6thツアーのような「明確なコンセプト」を持ったライブになると最後まで

キャラクターで一貫することによって一層"ミリオンライブ!の公演に来た"という感覚、いわば錯覚が

増幅されていくと思うんですよね。追加公演、ワンチャンないかなぁ…。

 

★まとめ

今回は手短に終わります。

 

今回の福岡公演、特に夜想令嬢では2つの可能性を垣間見る事ができました。

 

1.楽曲とドラマパートを活かしてCDの内容を「1つ」にする

2.キャラが演じている部分に大きく比重を寄せ、終始キャラで終わる

 

今までアイマスのライブ、特にミリオンではなかなか生まれなかったこの2つの要素。

今回のツアーコンセプトだからこそできたとも感じています。

 

ただ、1に関しては「オリジナルをちゃんと歌う」前提は必須。

まずはきちんと披露した上での"次の段階"だと思います。

 

今後のアイマス、ミリオンのライブで期待できる部分だったと感じています。

 

そんなこんなで今日はおしまい。

感想やご意見があればお気軽にコメントやTwitterでリプライくださいな。

 

それでは~~。

この夏「浦の星女学院 スクールアイドル"Aqours"」に出会って見ませんか?というお話。

みなさんこんばんは。こんにちは。おはようございます。

れおと申します。

 

いよいよ6月も終わり、7月。

今年も夏到来!暑くてしんどい日々が続きますが熱中症には気をつけたいものです。

 

さてさて。「夏と言えば」みなさんはなにを想像しますか?

青い!綺麗な!キラキラと弾ける笑顔!そして学校の統廃合

…統廃合?となった方も多いでしょう。今回はそんなアイドルアニメのお話。

 

ãã©ãã©ã¤ã ãµã³ã·ã£ã¤ã³ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

-ラブライブ!サンシャイン!! 浦の星女学院 スクールアイドル"Aqours" -

「0を1に」そして「夢を夢で終わらせなかった」9人の女の子達のお話。

今や超がつくほどの人気コンテンツですが、自分が見たのは数日前。

自分が感じたこととか感想とかを書いていきます。

ちなみに余談ですがちょっと前まで「アクア」って読めませんでした。

 

セクションが多くてしかも長いので目次を加筆しました。

気になるところを読むのもよし、全部読むのもよしです。

 

 

★はじまりは"田舎の女子高生"だった。

まずはこちらの話題から。舞台は静岡県沼津市内浦という場所。

内浦湾が目の前に広がる海が綺麗な田舎町です。

そんな内浦に住む高校2年生、高海千歌ちゃんがこの作品の中心。

 

5年ほど前、ラブライブ!(No.1スクールアイドルを決める大会)で優勝

そして音ノ木坂学院閉校の危機を救って見せた9人組、μ'sに憧れる女の子です。

 

天性の歌声や身体能力、センスがあるわけでもない「田舎にいる普通の女子高生」が

この物語の中心。結構アニメの中でも"普通"とか"特徴がない"みたいな表現は出てきます。

そんな特筆すべき事もあまりない女の子が中心になれたんだろう?という疑問はずっと浮かんでました。

ただ、お話が進む中でその答えはゆっくりと見えてきます。

 

★"普通は最高で最強の才能"というのを教えてくれた。

みなさんが色々な人と会話をする。もっと状況を絞ると

「自分、もしくは会話相手ではない誰かの話」をする時、こういう会話をしたことはありませんか?

Aさん「Cさんってどんな感じの人?」
Bさん「うーん、普通の人って感じする」
Aさん「なるほどね」

 特に長所が無い(浮かばない)時によく使うやつ。他には「いい人だよ」とかが多いかな。

でも裏を返せば"普通”ってなんなんだろう?というお話。

普通ってなに?という質問に正解はないと思います。個人的に正解に近いかなというのは

「極端な長所が無く、なんでもそこそこやる人」って感じ。実際に高海千歌ちゃんもそんな感じです。

 

なかなか自分のスポットにハマるモノに出会えず、中途半端な結果で終わってすぐに投げ出してしまう。

新しいことを始めたくなっても過去の投げ出してしまったことを思い出して億劫になってしまう。

いや~本当にこういうの人間臭いですよね。それって表面上で見ると没個性的な人間です。

 

でもこの作品ってその没個性を逆手に取ったんですよ。これが本当にすごかった。

高海千歌ちゃん1人から始まったスクールアイドル部。8人の女の子を言わば「仲間にしていく」わけですが、

「普通の私だってできるんだよ。絶対にできる」という意志を込めて勧誘している印象があります。

 

天才型のスーパー女子だと"どうせあなただからできるんだよ"という嫉妬心が入り乱れる事が多い。

彼女は人を誘う、一緒にアイドルをするというポイントに対してかなりの責任感を持っています。

夜遅くまで練習するシーン。代表的なのは2期、過去に3年生組が失敗した

フォーメーションを成し遂げるシーンですね。

没個性がだからこそできる努力、そしてその姿を見る8人。そこから生まれるのは大きな説得力です。

もうこの時点では普通とは言えないかもしれない。でも、この作品で彼女は普通を貫き通した。

これが我々に提示した普通なのであれば、「普通は最高で最強の才能」ではないだろうか。

という事を教えてくれました。憧れや夢に真っ直ぐな瞳ってかっこいいし魅力的なんですよね。

 

★"瞳"で感じる彼女達の想い。

アニメって色々な感情表現や場面の表現を用いた技法ってあると思うんです。

わかりやすいところで言うと雨や嵐と言った天候を使った表現や照明を使って明るさ暗さを表現するやつ。

意識してなくてもそこを考えてみると結構おもしろいのでおすすめです。

この作品でもそういった表現はたくさんありますが、特にわかりやすいのが"瞳"なんですよね。

 

嬉しい時、希望が見えた時はものすごいキラキラした瞳になります。

こんな感じ。

 

逆に悲しい時、何かに追い縋る時はキラキラした瞳が少し濁ります。

こんな感じ。

 

必ず彼女たちの心境に変化が生まれるシーンには彼女たちの「瞳」がどこかに存在しています。

黒澤ルビィとか国木田花丸とか中々自分の気持ちを言えない子で判断するとわかりやすいかも。

高海千歌も感情表現が豊かなので割と判断しやすいかもしれませんね。

μ'sの話をする時、はじめての大舞台に上がる時、決意を新たにした時。友達に不必要にされたと

感じてしまった時。彼女たちの心は全て瞳の中に秘められています。

 

★表現は違う、共通した"助動詞"

次はこちらの話題。○○したい!って欲求、誰でもあると思います。

このアニメで言うと「スクールアイドルになりたい!」とか「μ'sみたいにラブライブ!で優勝したい!」

こういうやつ。Aqoursの人たちは明確な自発的な欲求を持っています。1人を除いて。

 

この話を絶対に書きたいなって思ったのは1期4話黒澤ルビィ国木田花丸の加入回と

2期9話。函館でSaint Aqours Snowが結成された話です。

2つのお話で共通して主人公になるキャラクターがいます。

 

黒澤ルビィ

 

生徒会長・黒澤ダイヤを姉に持ち、スクールアイドルが大好きな人見知りの女の子。

彼女が「花丸とアイドルをしたい」「お姉ちゃんに気持ちを伝えたい」という大きな意思。

小さな身体からできた大きなココロ。彼女はそのココロを燃料に急成長を遂げていきました。

それってちっぽけなことかもしれない。でも彼女からすれば大きな決心でした。

この黒澤ルビィが表現した欲求。全員が持つ欲求で当てはめると…しっくりくると思います。

ここで冒頭に書いた除かれた1人。これは誰なのか。

 

松浦果南

 

この子、明確な自分主体の欲求はないんですよね。だから見ていて終始不気味な存在ではありました。

強いて言うならば「3年生組を守りたい」というところに繋がってくると思うんですが、それって

自分に対してではなく2人に対しての欲求という印象がありました。自己犠牲精神が強すぎるという感じ。

最後の最後に初めて「優勝したい、楽しみたい!」という言葉が聞けた時は嬉しかったな…。

 

全員が違った欲求を持ち、その欲求が自身と他者の融合によって昇華されていく。

その繰り返しを行い続けることでAqoursの根幹部分がどんどん太くなっていったんじゃないかな。

 

★憧れが"乖離"する瞬間、人は強くなる。

憧れって何につけても大事なことだと思うんですよね。憧れのアイドル、憧れの芸能人。

でも憧れって"憧れ"で止まってしまうんですよね。自分を前に進ませる芯にはなるけど核にはならない。

どういうこと?って思う人もいるかもしれません。だって憧れは手の届かないところにあるから。

 

高海千歌は前述の通りμ'sに強い憧れを持っています。μ'sになりたい、μ'sのように輝きたい。

μ'sみたいに奇跡を起こしたい!でもそれって憧れだし結局μ'sの受け売りにしかすぎない。

最初の目標として設定するのは憧れだけで十分なんですよ。そんな無駄に綺麗事抜かす初期設定なんて

長続きしないしね。でも最初の目標ってどこかで必ず頭打ちが発生します。

この作品でも明確にそのシーンがあります。1期12話、初めてAqours音ノ木坂学院に訪れる回です。

初めての東京でのフェスに出演するも得票数はゼロ。彼女たちは全国レベルに打ちのめされてしまいます。

その後、彼女達はμ'sが生まれた場所μ'sが終わった場所を訪れます。

そこで高海千歌が言ったこの台詞。

 

追いかけちゃダメなんだよ。
μ’sも、ラブライブも、輝きも。

μ’sみたいに輝くってことは、μ’sの背中を追いかけることじゃない。

私は…0を1にしたい!
あの時のままで、終わりたくない。

 

これ。初めて彼女の憧れが憧れと夢に乖離しました。

μ'sはずっとずっと彼女の憧れ。でも、夢を叶えるには憧れになっちゃいけない。

その証拠に彼女は自室にあったポスターを剥がします。

μ'sにはない"Aqoursが作る奇跡"ために…。

 

★"らしさ"の確立は"強さ"の確立になる。

次はこちらのお話。1期12話で"Aquorsらしさ"が見えてきた彼女たち。

2期はらしさを作って強くなっていくという話が全体的に本筋として感じ取ることができます。

 

そして彼女たちが見つけた"らしさ”を教えてくれるのが2期10話「シャイニーをさがして」です。

廃校が正式に決まり、"ラブライブ!で優勝して学校を救う"という絶対的な目標を見失った彼女たち。

スクールアイドルを続ける意味を見失い、彼女たちは迷走してしまいます。

ずっとずっと届かないと思っていてもその光に届いてみせると藻掻いた彼女たちからすると

大きな喪失感が生まれているに違いない。個人的には1期最終話、千歌が一筋の光に手を伸ばして届かなかった

あのシーンが"救えない"示唆に繋がっていたのかなと思っています。

 

そして9人で雨夜のドライブ。この回、構成・演出共に完成されてるんですよね。

星=シャイニーなのはお察しかとは思います。もう少し具体的に言うと

「星=シャイニー=輝き」に繋がっていて、

「雨が降って見えない=簡単に見つからない」となり、

「千歌が見つけてみんなで行く=輝きをみんなで」になってるわけです。

そして眠っている9人を見ながら流れる千歌の声。

「見つかりますように。輝きが。…私達だけの輝きが」

星の数は9個Aqoursは9つの光で1つになる。

 

1期12話でμ'sとの決別をした彼女たちが紆余曲折を経てついに自分たちのらしさを見つけました。

自分らしさって絶対に同じモノは生まれないですし、それは必ず強みになっていきます。

その強みを見つけた瞬間、その強みが伸びれば伸びるほど強くなっていく。

自分たちで見つけた輝き。彼女たちらしさがこういうところに現れてますよね。

 

★夢は見るものじゃない。叶えるもの。

アイカツスターズ!のOP曲ではありません。

でも実際そうだと思ってます。憧れは叶わない。でも夢は叶うって。

 

彼女たちが最初に持った「ラブライブ!優勝で統廃合を白紙にする」という大きな目標。

理事長、そしてメンバーの健闘も虚しく廃校が決定してしまいました。

前述でも書いた通り彼女たちは自分たちの目標を見失っていました。

 

そしてその後、彼女たちは気付かされます。

「もう内浦全体を巻き込んでいる」ということに。

自分達がやってきたこと、目指していたこと、成し遂げたこと。

廃校は変わらない。それなら"浦の星女学院の名前を刻んで来て欲しい"という在校生からの願い。

 

彼女たちの夢は彼女たちの夢じゃなく「浦の星女学院の夢」に変わっていたわけです。

でも夢の渦中にいるAqoursは気づかない。気づけなかった。それは仕方ないと思う。

気づかせてくれた在校生のみんな、そしてその大きすぎる夢を受け入れたAqours

夢への、奇跡への歯車が一気に噛み合った瞬間で見てる我々も気持ち良いんですよね。

 

夢は叶える為にある。そしてその夢を叶えるには自分たちだけじゃない、みんながいる。

1期13話、最終回で彼女たちが在校生に伝えた事を今度は伝えられた。

 

そして彼女たちはその夢を叶えてみせます。 

 

★理想論に見せかけた"完璧な筋道"と"現実"

ラブライブ!優勝~!

いや、μ'sもそうだったんだけどなんでこんなにこのアニメ、優勝シーンが雑なのか。

 

まぁなんやかんやで優勝ができました。Aqoursの奇跡は完成したわけです。

田舎の女子高生が集まって始まった奇跡。

夢を叶えたい者、夢を一緒に作りたい者。この景色を守りたい者。

自分を変えたい者。新しい世界を見たい者。みんなを守りたかった者。

そして大きな夢「ラブライブ!浦の星女学院の名前を残したい」も叶いました。

いろんなことがあったね。いっぱいいっぱい辛い思いをしたよね。

その辛さもこの優勝旗の為だったわけですよ。本当に感無量です。

 

でも、変わらないことがあります。それは浦の星女学院、閉校。

 

2期最終回、卒業・閉校式。間違いなく全人類が涙したと思います。泣いてないやつ、泣け!

やっぱり学校は無くなるんですよ。彼女たちは奇跡を起こした。でも、奇跡の先は掴めなかった。

彼女たちはそれぞれ違った道へと進みます。でもね。浦の星女学院」は確かに存在した。

その証拠をラブライブ!優勝という形で残すことができた。

 

何年後、何十年後。廃校になった高校。最後にラブライブ!で優勝した。

在校生が、卒業生が、内浦の人が、沼津の人が誇る。そんな学校にできたわけです。

「内浦、浦の星女学院はいいところだよ!」は形は変わってしまっても残すことができた。

そんな事を実感する最終回でした。

 

★"アイドルだって普通の女子高生だし人間"なんだ。

さてさて。このお話は1人にスポットを当てたセクション。

それは渡辺曜ちゃんのお話。

 

ずっと小さい頃から高海千歌と2人、いわゆる「ニコイチ」で過ごしてきた彼女たち。

そこに転校生、桜内梨子が登場しました。

スクールアイドルに熱心に誘い、一緒に3人で遊びはじめた彼女。

しばらくすると彼女は「自分って千歌にとって必要なのかな…」という悩みを抱えるようになります。

 

やばない?

 

いやマジで人間臭すぎる。めっちゃわかる。今まで自分が必要とされていたし自分も必要としていた。

いわば「両想い」だったのに新しい友だちが出てきてなんとなく「奪われていく」感覚。

いやめっちゃしんどいよな。嫌われたのかな?って不安になるよな。マジでそれ。

 

自分でモヤモヤし続ける中、形は違うけど千歌も同じような悩みを抱えていました。

そして、解決。「バカようだ…」って泣きながら抱きつく渡辺曜ちゃん。

 

やっぱりね、アイドルだって人間なんだなって思いました。

そして彼女たちはスクールアイドル。女子高生です。多感な年頃だし些細なことで不安になっちゃう。

だからこそ出てきたこの悩みだと思います。いや~、この話で渡辺曜ちゃんのこと一気に好きになったな。

 

★"これから"と"このまま"

次はこの子。小原家の娘、学園の理事長に就任した3年生、小原鞠莉ちゃん

彼女、突拍子もない発言やアホみたいな行動が目に付きます。なんなんだシャイ煮って…。

でもね、この子が一番"女の子"なんですよ。

 

ダイヤ、果南の2人ともう一度アイドルをするために帰ってきた彼女。

"浦の星女学院は私の一生の思い出"と言い、必死で守ろうとしてきた彼女。

絶対に見せない表情を見せた時の彼女ってどうなってる時だと思いますか?

心細い、不安、葛藤。マイナス思考の時に彼女は表情が変わります。

 

過去という鳥籠に囚われていた彼女は8人の手によって扉は開かれました。

でも、彼女は扉の先に出ようとはしなかった。イタリアに行く話をするまでは。

彼女の扉は廃校を撤回させ、"かけがえのない世界"を守り続けること。

だから閉校祭の涙、謝罪があったんだと思う。

 

"このまま"を望んだ鞠莉と"これから"を望んだ果南。鞠莉の夢が一番難しかったと思う。

でもいつか、彼女の夢が叶う日も来るといいな。

 

★まとめ

はい。過去最長の記事になりました。

 

いやもっとなんで早く見なかったんだ。なんでなんだ…。

こんなに人間臭いアニメだと思わなかったし、もっともっとその先を見たかった気持ちもあります。

でも、彼女たちの"場所"はもう終わってしまった。だからあんなに綺麗な最終回だったのかなって思います。

 

あ、これだけ。

ラブライブ!サンシャイン!!の主人公は9人だと思っています。

だから高海千歌のことは"中心"という表現にしました。

 

来月にならないと劇場版が見れないので非常に悶々としていますが、見れるようになったら迅速に見ます。

 

そんなわけでありがとうございました。

感想やら文句やら訂正やらあったらリプライなりコメントなりくださいな。

それでは~。

夏だ!2周年だ!ミリシタをやろう!という話。

みなさんこんばんは。こんにちは。おはようございます。

れおと申します。

 

いや~すっかり夏ですね。暑い暑い。

まだ6月も上旬、すでにしんどいですね。

 

さて今回は珍しくど直球なお話。

ミリシタ、やってみーひんか?というお話です。

 

今回の記事はミリシタをゼロから学ぶお話です。

デレステもそうだし」「バンドリ!もそうだし」という声が聞こえてきそうな内容になると思いますが

結論だけ言うと「うるさいわボケ!ミリシタの話や言うとるやろ!」って感じで進めます。

いきなりお口が悪く不安が多い記事ですが読みやすく書いていきましょう~。

 

☆ミリシタってなに?

アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズの略称です。

App StoreとかGoogle Playでこんなアイコンみたことありませんか?

 

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時々各アプリストアがおすすめしてたりランキングに現れるから少なからず見たことある人が多いと思います。

これです。これのことです。(未来のアイコンってなかったっけ?)

 

☆何するゲームなんですか?

音ゲーです。公式はコミュニケーションゲームってたまに言い張ってますが

音ゲーです。

まぁ確かにコミュニケーション要素はいっぱいあるけどね。

 

アイマスかぁ…

まぁこれはありますよね。実際おすすめしたらこういう声は時々聞きます。

いくつかの仮説と実際に聞いた声を基にケースに合わせて書いていきましょう。

 

●ケース1:「キャラが多いからどれがどれかわからん」

その通り!

多すぎる!ミリシタは全部で52人います。別に好みのキャラを探すゲームじゃないので

とりあえずぼーっと見て「この子ええやん」で大丈夫です。

 

●ケース2:「曲が多すぎる」

その通り!!

ミリオンライブ!だけで3桁の曲があります。好きな人は嬉しいけどね。

ミリシタはいきなり全曲プレイしろ!とかいう鬼畜な事は言いません。

色んな曲調がよりどりみどりなので好きな曲調や声で判断していきましょう。

 

●ケース3「オタクがうるさい」

その通り!!!

無視しましょう!!

オタクは余計な口を挟みがち。繁華街でしつこいキャッチよりタチが悪いです。

ちょっとは黙って見守りましょう!

 

☆デカい画面じゃないと遊びにくいのでは?

まぁ大きな画面ほど遊びやすいのはそれはそうです。

ただ、ミリシタは「程よく親指でタッチできる場所」で音ゲーができます。

自分はiPhone7→iPhoneXSとプレイしていますが全然親指で遊べてます。

※手のサイズによります。

iPadでもたまにプレイするんですが個人的にはタップするところが大きすぎてやりづらいです。

 

☆横画面にして遊ぶのが好きじゃない。

あーあるあるですね。なんか横画面だと気持ちの問題ですが「手軽に遊んでる」感がないのめっちゃわかる。

なんとミリシタは縦画面で遊ぶこともできます(ライブのみ)

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これこれ。振ってくるタッチするやつ(ノーツのことです)も2箇所しかないので遊びやすいと思います。

あとこれ、片手でプレイ可能っちゃ可能だけどしんどいので両手でやりましょう。

この縦画面、注意点があって…。

実際に縦画面にしてるわけじゃなくて、横画面をベースに縦にしてるだけです。

なのでLINEとかTwitterとかの通知は画面の右側から出てきます。気をつけましょう。

 

☆ガチャまわしたい

ソシャゲあるある。ガチャを回したい。

このゲーム、課金しなくても十分遊べます。

①雑に石を配る

はいこれ。よくわからんこじつけで石をほぼ毎日のようにくれます。嬉しいね~。

②コミュを読むとくれる

メインストーリーやイベントでのお話を読むと石をくれます。やった~!

③知らぬ間に石が貰えてる

配信番組だったりなにかしらがあるたびに石をくれます。いいねえ。

ガチャは1回250個の石が必要。10連は×10の2500個です。

配ったりコミュの石はだいたい50個ずつくれるので毎日ちょこちょこ触るだけで割と簡単に石を貰えます。

あとは急に1日1回無料だったり10連無料だったりも。トレンドだね。

 

☆最新端末~古い端末にも優しいゲーム設計。

まぁ上の画像を見てもらったらわかるんですがキャラがぬるぬる動きます。めっちゃ動きます。

つまり「古い端末、ロースペック端末だと遊べないのでは…」という不安。

大丈夫です。ちゃんと設定ができます。

ライブは画像1枚だけにしたり…

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端末に合わせて色々と設定できるのでそのへんは安心です。

逆にハイスペックな端末では…

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3Dキャラを13人同時に動かしたりできます。すごいよこのゲーム。

MVも実装されてるのでゲームをしなければロースペック端末でも十分見れます。

 

あと、これは最近の端末で起こるやつ(自分がめっちゃ起こす)なんですが、

上フリックしたときにアプリがしゅーっといなくなってホーム画面に戻っちゃうやつ。

iPhoneXから実装された下の方にあるバーみたいなやつです。

あれも設定でなんとかできます。タッチするところを上にあげたりできます。

 

☆過去のコミュも見れるといいなあ

見れます!ゲームを遊んでると「思い出ピース」ってのが溜まっていくんですが

それを使えば過去のイベントのお話を読める仕組みです。もちろん石も貰えます。

 

☆毎日音ゲーすんのだるいんだけど…

いやほんまそれ。みんなよくやってる。

ミリシタくん、一度クリアした難易度は「オートライブパス」というアイテムを使えば

なんと!オートで!ライブが!できます!

仕事中や移動中、めんどくさいときはこれを使いましょう。

 

☆まとめ

結構遊びやすいゲームです。自分はリリース日から毎日やってますが不満なく遊べてます。

別にやりたくないならやらんでいいです。ちょっと興味あるならとりあえず触ってみよう。

食わず嫌いはもったいないしね。

ほんとに触りの部分しか紹介してないんですが、中身の話はまたいつかね。

 

そんなわけでおつかれさんでした。

また気が向けば書きます。感想とか意見があれば適当にTwitterかコメントにでもどうぞ。